蝸牛の歩み

日々の雑感を書き留めています

富豪はチェスを嗜む?

 

 

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富豪刑事 Balance:UNLIMITED」が7月16日から放送再開されることが決定したようです。

この富豪刑事ですが、主人公である神戸大助がチェスのキングの駒を持っている画を見て興味を惹かれました。

 

実はわたくし、チェスをちょっと嗜むものでして・・・・

というほど大したものではありません。

前から興味はあったけど、ようやくマグネット式のチェス盤を買って細々とやってみてる、という超初心者レベルなんですね。

 

最初はチェスの駒の見わけもよくわかりませんでした。

分かってしまえばこういうのは何てことはないのですが。

キング(王)は一番、背が高い、頭に十字架を載せている駒なんです。

そう説明されると「あ、そうなのね・・・なるほど」って感じでしょ。

 

クイーン(女王)はその次に背が高く、王冠をのっけています。

このクイーンが最強で前後左右、何コマでも進めるんですよ。

 

将棋に似ているけど、でもちょっと違う、いや、大いに違う。

 

駒のそれぞれの動かし方などは将棋を知っている人間ならすぐ覚えられます。

 

面白いなと思ったのは、最初の駒の布陣ですが、白と黒(駒)が向かい合うのですが(白が先行です)、必ず同じ駒同士が向かい合うという点。

白の側のクイーンは真ん中の左側、キングはその右側に位置しますが、相手の黒駒側は、その並んだクイーンとキングに向かい合います。

つまり黒側に座ってみると自陣の真ん中の左にキング、右にクイーンと並ぶんですね。

マスが縦横8コマなので、そういう向かい合った布陣になります。

 

まず面白いなと思ったのはその点。

つまり自陣から見た自分の布陣が白と黒では違う、ということなんですね。

 

他にも将棋から見れば特殊なルールもいくつか存在します。

 

で、この記事の「富豪刑事

そういえば深田恭子主演でテレビドラマもありましたっけ?

 

富豪=チェスというイメージがあるのでしょうかね。

富豪は将棋や碁ではないと・・・

 

相棒の杉下右京も確かチェスをやってましたね。

彼はそれに紅茶だし。

 

うーん、なんか上流階級とか富豪とか、そういう人たちがやるボードゲームというイメージがあるのでしょうか。

 

まあでもこの「富豪刑事」面白そうではあります。

ノイタミナ」という深夜アニメ放送枠で放送されるんですね。

僕はあまりテレビを見ないし、しかも深夜か・・・土曜深夜くらいなら何とかなるかもなんだがなあ・・・

 

ところで「富豪刑事」(ふごうでか)ではなく(ふごうけいじ)と読むんですね。

いやいやそれはいいとして原作は筒井康隆です。

うーん、そうだったか・・・記憶にあるようなないような。

 

筒井康隆は結構読みましたね。好きでした。

特に中高生時代ですか・・・まああの頃は乱読状態でしたから・・・

 

筒井康隆の小説の中で、最も印象に残っているのは「俗物図鑑」(1972)

いや面白かったです、当時は・・・ですが。

中でも「痰壺」の章はいまでも「ゲッ?!」と思い出すくらい強烈で覚えています。

いやいや、ひどい作品ですよ(笑)←ほめてます。。。

 

強烈すぎて、もう俗物図鑑は二度と読めませんが、「富豪刑事」は読んでみようかな。