イメージに惑わされずその本質を知りましょうという格闘技の教本のような漫画.......「ホーリーランド」
とっさの判断で自ら転がる。
こういう経験って普段めったにあるものじゃないです。
しかし先日雨の降った後の公園でやっちゃったんですよね。
公園の中にある高さ1メートルくらいの石垣みたいな所から飛び降りたんです。
そういうある程度の高さの場所に飛び乗ったり、跳びおりたりってトレーニングの一環で時々やることがあるんです。
なんせ動ける身体を目指してますから。
あとは公園でダッシュを繰り返すとか、ですね。
で、雨が降った後だったため当然地面が滑りやすくなっていて、ツルんっと転びそうになりました。
そんな時ってとっさに手が出るんです。
両手をついて何とか転ばないように体を支えようとするのですが、間に合わず、何と?!
右手小指だけで体を支える体勢になってしまいました。
傾いた体は左側には戻せず、そのままだと右に倒れ込んでおそらく小指はポキッといってしまってたでしょう。
瞬間、これはダメだと思い、転んでしまおうと思いました。
でも小指が地面に引っかかったような格好になっていて、そのままでは転べない。
小指をうまくすっと抜きながら転ばないといけない。
どうしたかというと、やや前方へ転ぶ選択をしたんです。
これで小指もスッと抜けて転がることができました。
この間、おそらく1秒2秒あるかないかではなかったでしょうか。
小指は今でも治りきらず痛みがありますが、幸い、骨折はまぬかれました。
1.関節を極められ自ら倒れ込む
格闘技漫画「ホーリーランド」の中に拳法の使い手に手首を極められ、とっさに自ら倒れ込んで逃げるというシーンがあります。
手首を極められた際にそれをはずそうとか逆らおうとすると、そのまま手首を折られてしまうんですね。
この場合は相手の動きに逆らわず自らの体を放り出したほうがいいんです。
最低限のダメージで済みますから。
この瞬間の主人公の判断、動きを観て、私の公園での体験を思い出しました。
とっさの判断で自ら転ぶ、倒れ込む、ということでダメージを最小限に抑える、というわけです。
2.格闘技の教本のような漫画
「ホーリーランド」では様々な格闘技が登場してきます。
そして見た目で一定のイメージがついてしまった格闘技について、「実は・・・なんだよ」と目からうろこの解説をしてくれるんです。
例えば柔道。
打撃系の格闘技に弱いとか、動きが遅いとか、速いパンチにはついていけないとか、一発で相手を倒せないとか、体の大きな者がもみあっているだけ、とちょっと鈍重なイメージがあります。
でも全然違うんですよね。
例えば、柔道の組手の攻防は凄まじく速いもので、それゆえボクサーのパンチを払いのけることも可能だとか。。。
ルールの元、畳の上で行う競技としての柔道ではなく、路上、アスファルトの上なら柔道の投げ技がどれほど危険なものであるか、など。
そりゃそうですよね。
アスファルトの上で背負い投げなんかくらったら一発KOでしょう。
そして無尽蔵のスタミナ。相手にすると考えるとおそろしいです、確かに。
こういう解説付きで読んでみると、「いや、柔道はおそろしく強い」ということがよく理解できます。
空手もそうですよね。
空手出身者が総合格闘技相手では分が悪いように見えますが(テレビ画面で観る限り)、あれは本当の空手ではないということがわかります。
空手というのは元々、相手の急所(鍛えられない部位)を狙う格闘技、護身術なんです。
そもそも目を突いたり喉を突いたり金的を蹴ったり、これが本来の空手の姿ですから。
グローブをつけてリング上で試合する空手の選手は全然強くないです。
でもルールの無い路上では、やはりおそろしい格闘技、相手を破壊する格闘技だと言えますよね。
柔道、ボクシング、空手、キックボクシング、レスリング、総合格闘技、拳法と様々な格闘技が紹介され、そして詳細な解説がなされているという一風変わった漫画なんです。
修行を重ねて主人公が強くなっていくというだけではなく、なぜその格闘技が強いのか、そしてなぜその技が効くのか、こういう動きがなぜ有効なのか、いちいちその解説が理にかなっていて納得させてくれますよ。
テレビなどを通して観るルールありきの世界での格闘技のイメージに惑わされず、その本質を知りましょうよ、とでもいうような、ある意味、格闘技の教本みたいな漫画とも言えるでしょうね。
3.格闘技漫画の名作と言えば
私も格闘技を描いた漫画をさほど多く読んでいるわけではないです。
荒唐無稽なものも多く現実離れしているため、うんざりするのでかえって読まない、と言うほうが近いかもしれません。
ただその中でもやはり「あしたのジョー」は今でも読み返したくなる名作中の名作だと思っています。
ラストへ向けての盛り上がり、意味深な、そして感動的なラストは、なかなか他のマンガではたどり着けないレベルではないでしょうか。
「ホーリーランド」はそれとは異質な漫画です。
感動を与えられるというものでもないですし、あの意外な幕切れも私は好みではないです。
ただ格闘技に関するヒントやアイデアが豊富で、そしてその強さの本質を語ってくれる数少ない漫画だということは言いたいですね。
最高年俸の柳田悠岐とセイバーメトリクス
日本球界で最高の打者、というと私の世代なら古くはON(王さん、長嶋さん)をすぐ思い浮かべますし、最近では、イチローでしょうかね。
打率をみれば張本なんかも入ってきますよね。
いやいや3冠王3度の落合がいるでしょう。三冠王を三度は凄い。
そしてランデイ・バースもいますよ。
これらはやはり打撃成績を見て名前を挙げる選手たちなわけです。
一方、印象とか人となり(変人とか)、とかその他の要因も併せて思い起こせば、私なんかは榎本喜八さんなんか印象に残っています。
ユニークな方でした。
彼の伝記も読みましたからね。
榎本さんも安打製造機と呼ばれたバッテイングフォームの美しい好打者でした。
1.最高年俸の柳田悠岐
現在、打者で最高年俸をもらっているのはソフトバンクの柳田悠岐です。
2020年オフには日本人野手史上最高額の年俸6億1,000万円(推定)で契約更改しました。
ちょっと前まで1億円を超えただけで驚いていたのが懐かしいくらいです。
年俸で6億ですからね。
柳田は2010年のドラフト2位。
当時の契約金7,000万円、2011年の年俸1,200万円です。
2016年に2億7,000万円と大台に乗せてから5年でついに野手最高年俸ですよ。
でも彼の2020年シーズンの成績はというと、
119試合 427打数 146安打(最多安打)
打率 .342 (2位)
本塁打 29本 (3位)
打点 86打点 (3位)
90得点 (1位)
出塁率 .449 (2位)
この成績だけ見ると野手の中で最高・・・というわけでもないですね。
2.セイバーメトリクス
セイバーメトリクスというのは、野球のデータを統計学的見地から客観的に分析し、選手の評価に使ったり、それから戦略、球団経営などを考えるための分析手法のことです。
セイバーメトリクスを扱った映画としては「マネーボール」がありますよね。
「マネーボール」の中では、例えば、
選手・チームの攻撃力を測る指標として従来の打率・打点を用いず「アウトにならない率」である出塁率を重視していました。
それから、速球派のピッチャーをクローザーにしてセーブをたくさん稼がせ、セーブを評価している球団にトレードして代わりに有望な選手を獲得するとか、チームの総得点・総失点から勝利数・敗北数を予測、予測値に従い選手の補強・解雇を行ったりとセイバーメトリクスを活用していました。
他にも「選手の得点能力を指標化」「ピッチャーの投球・プレーから運の要素を除外して評価」という手法も紹介されていました。
今の時代の野球ではもう当たり前なんでしょうけど、当時は斬新でしたねー
この手法を使えば素人でも(あるいは私でも)監督になれるんじゃないかと思ったりしましたもの・・・
3.柳田悠岐とセイバーメトリクス
ではこのセイバーメトリクスを使って柳田を評価するとどうなるのでしょう。
WAR(Win Above Replacement)=そのポジションの代替可能選手に比べてどれだけ勝利数を上積みしたかを表す指標では柳田は、8.4
2位の坂本(巨人)は、5.7なので突出していますよ。
OPS(On-base Plus Slugging)=選手の攻撃力を評価する指標。出塁率と長打率の和が選手の大雑把な得点力に相関するという仮説の元生まれた指標では、柳田は、1.071
2位がヤクルトの村上の1.012ということですからこれも大差をつけていますね。
まあでもこのOPS、王さんはもっと、いや断然凄いんですけどね。
1974年には、なんと 1.24761 という歴代最高記録を叩き出しています。
ちなみに4000打数以上の打者の通算成績でもトップは王さんで、これまた 1.07999とただ一人「1」を超えてダントツトップです。
いや凄まじい。
ま、王さんは別格として昨シーズンの柳田は素晴らしい結果を残しているわけです。
ISO(長打率)wOBA(1打席あたりどれだけチームの得点増加に貢献したか)などなど、あらゆる打撃指標でトップなんです。
注目したいのは、Clutch という指標。
これは、WPA(Win Probability Added)という、その選手がどれだけ勝利確率(WE:Win Expectancy)を増減させたかによって貢献度を評価する指標を元に、より公平に「チャンスに強いバッター」を測る物差しとでもいったものでしょうか。
Clutch=(WPA/pLI)−WPA/LI
※pLI : LI (Leverage Index) の平均
英語の clutch クラッチ には元々「つかむ、握る」という意味がありますが、他に「(スポーツなどで)ピンチに強い」という意味もあり、ここから来ているのでしょうね。
ピンチならぬチャンスに強いバッターをクラッチバッターとも呼びますよね。
LI というのはLeverage Index レバレッジインデックスの略。
レバレッジというと「てこの作用、てこ入れする」という意味がありますが、「(物を動かすための・目的を達成するための)力」「(目的を達成するために人々に与える)影響力」という意味もあります。
で、レバレッジインデックスというのは、例えば「8回表、2対3で負けている2死二、三塁の場面はどれだけ重要か?」といった、その場面の重要度を数値で表す指標なんです。
よってWPAをLIで割るということは「重要な場面に立つバッターのWPAは高い、しかしそれはバッターの打順などにより、重要度が高い場面に立ちやすいから。だからそういう場面に立ちやすいというような要素は割り引こう」ということなんですね。
で、WPAとその差を求めることで、場面の重要度によって積み上げられてきたWPAが残り、それを勝負強さの指標としようというのがClutchということになります。
例えば打順が1番2番のバッターはそもそもチャンスに打席に立つ機会そのものが少ない、なのでそういったばらつきをなくし、真にチャンスに強いバッターを探し出そう、ということなんですね。
いやあ感心しました。
今までの打率、本塁打、打点、得点の世界からこんなに進化していますよ。
でもセイバーメトリクスは、様々な不公平となる要因を排除して真の姿を描き出そう、という試みなんですね。
で、このClutchにおいても、柳田は2.02で12球団トップなんです。
つまり柳田はチャンスの場面では更にその凄みが増すバッターなんだということを表しているんですね。
従来の指標だけでは測れない柳田の凄みがようやくわかりました。
納得~という感じですね。
こういうことがわかると、これまで以上の興味を持って柳田は勿論、各バッターを観られるわけですよね。
面白いです!
体幹とはどこなのか そのメリットは
私も体幹が大事と考えて、体幹を意識したトレーニングを取り入れ始めてしばらく経ちますが、それでも時々、そもそも体幹とは何ぞや?
と一瞬、迷うようなこともあるんです。
やはり体幹というものがわかりにくい、ということなんでしょうね。
1.体幹とは?
体幹というその字が示す通り、体の幹ということになりますね。
体の幹、つまり草木の幹にあたるわけですから、人間でいうと胴体ということになります。
この胴体につながっているのが、首から頭、腕から手、足ということになりますね。
では胴体というとそこには何があるでしょうか。
胸、背中、腹、腰、お尻、というのが胴体を構成していると言えますよね。
体の軸という表現もありますよね。
これで漠然と胴体とはどこ?ということが理解できるかと思います。
2.体幹とはどこなのか?
ではより具体的に、詳細にこの体幹はどこなのか?を説明すると「腹腔」というお腹の中の内臓を囲んでいる部分ということも言えるでしょう。
それは「横隔膜」「多裂筋」(という背骨に繋がっている筋肉)「腹横筋」そして「骨盤底筋群」の4つの筋肉に囲まれているわけなんですね。
この4つの筋肉ですが身体の内側にあるので、インナーマッスルとも呼ばれています。
体幹を鍛えるということは、具体的に言うとこのインナーマッスルを鍛える、ということになるんですね。
3.体幹トレーニングのわかりにくさ
体幹を鍛えると言っても、これら具体的に鍛えるべき筋肉(インナーマッスル)が体の内側にあることから、鍛えているその実感がわきにくい、ということが言えると思います。
腕や足などは鍛えれば太く逞しくなるのが目に見えますから、効果がとてもわかりやすいんですね。
それに比べて体幹は目に見えないため、鍛えてはみたものの、実際にどれほど効果があがっているのかがさっぱりわからない、目に見えない、ということは言えると思います。
4.体幹を鍛えるメリット
体幹を鍛えるメリットですが、簡単に言ってしまえば、体の安定と、そして安定した体から末端の手足へスムースに力が伝わる、ということでしょうか。
スポーツなどをするとその効果はとてもわかりやすいかと思います。
例えば、野球のピッチャーなら投球フォームが安定する、そして「結果的に」速い球が投げられるようになる。
ボクシングなどの立ち技格闘技なら、同様に、フォームが安定し、体がぶれない、「結果的に」強いパンチが打てるようになる。
これらのように体幹が強くなると体の軸が安定し、フォームが安定し、「結果的に」末端の手足に力がスムースに伝わるようになる、ということなんだと思います。
「結果的に・・・」というのがここでは大事なポイントですよね。
日常生活においても体の軸がしっかり安定するわけですから、まず姿勢が良くなる、そして腰痛などが改善する、ということが言えるでしょうし、他にも例えば、電車内でよろけない、重い荷物でも持てる、歩いても疲れない、息切れしない、などのメリットがあげられます。
他にも筋トレ効果が、体幹を鍛えることにより、より一段とその効果が発揮されますから結果的に、太りにくい体ができあがる、ということも言えるでしょうね。
減量期の食事として話題の減量食 沼
筋トレだけでは目指している細マッチョ体型はなかなか出来上がらないです。
ある程度、「痩せる」つまり体重を落とすことが必要になるのですが、このためにはやはり食事コントロールが欠かせないでしょうね。
ただ単に食事量を減らすだけの方法だとつらくて結局長続きしないという結果に終わりがちです。
1.減量期の食事
1)食事量を減らす
単純に言えば摂取カロリーを減らせばいいわけなので、どうしても食事量を減らそうという行動になるかと思います。
ご飯2膳食べていたものを1膳にするとか、1膳半で我慢するとか。
一時は効果あるでしょうね。
そりゃ食事量を減らせばカロリーは減り、痩せるでしょう。
でもこの方法は今では誰でもご存知のように不健康であるため勧められません。
というか、やってはいけませんね。
また不健康になる以前の問題として続きません。
毎度毎度、食事のたびごとに我慢我慢ではつらくて、そう続けられるものでもありませんよね。
ストレスを溜めたあげく、リバウンド・・・という悲しい結末を迎えることも多いのではないでしょうか。
2)野菜を大量に摂る
野菜は体にいいのはわかっています。
だからといって野菜だけを大量に摂る、という方法も長続きするとは思えません。
私も一時、「脂質異常症」と指摘され、それまでの主食であった「うどん」「パスタ」を止め、毎日玉ねぎ一個を食す、という過激な方法をとったことがあります。
毎日玉ねぎ丸ごと一個は苦痛です。
何とか味変しようと「鰹節」をかけたり「ごま」をかけたりもしましたが、それも限界がありますよね。
それと野菜サラダなど一見、健康そうですが、マヨネーズ、ドレッシングの類は気を付けないと、それらを大量に使ってしまい逆効果になるということもありえます。
3)たんぱく質を摂る
たんぱく質は非常に大事な栄養成分です。
特に筋肉をつけようと考えるなら、一定量以上のたんぱく質を摂取しなければなりません。
例えば、鶏肉、大豆、そしてプロテイン。。。
でもこれらたんぱく質をとにかく中心に摂るという偏った方法では意外なことに、思うほど筋肉はつきません。
やはり「タンパク質」「脂質」「炭水化物」というマクロ栄養素をバランス良く取り入れる必要があります。
結局、必要な栄養素をバランスよく、という方法に勝るものはないんですね。
2.減量食 沼
最近、減量食「沼」というものが話題になっています。
美味しくて痩せられる究極の減量食なんだそうですよ。
トータル摂取カロリーを制限しながら、たんぱく質、脂質、炭水化物のバランスを維持することで、緩やかに体重を落としていきましょう、というものなんです。
たんぱく質(Protein)
脂質(Fat)
炭水化物(Carbohydrate)の3つから
PFCバランスと言われます。
このPFCバランスを「3:2:5」に維持し、一日トータル1800kcal。
理想的な減量食と言えるでしょうね。
1)減量食 沼
何種類もの減量食があるようなのですが、まず話題になったのが「沼」と呼ばれるもの。
これ最近では画像でも動画でも観られるわけですが、まるで「沼」に見えるビジュアルなんです。
「沼」ですからね「沼」。。。
見た目ちょっと引きますよね。
中心になるのは「鶏むね肉もしくはささみ」
やはり鶏肉なんですね。
しかも、もも肉ではありません。
それに「干ししいたけ」「わかめ」「おくら」そして「カレー粉」などを炊飯器に丸ごと投入、あとは炊飯するだけです。
炊飯器一台あればいいですし、鶏肉なんかもカットせず丸ごと入れるんですよね。
材料さえ揃えれば後は簡単、手間いらず、ってところでしょうか。
カレー味の「おかゆ」のような料理の出来上がりです。
そして見た目が「沼」
でもきっと美味しいのでしょう。
鶏肉やしいたけなどから旨味が出て、ねかせるともっと味も染みてきそうですね。
2)減量食 マグマ
こういった炊飯器一台あれば出来る減量食には、他にも「マグマ」「ジャガバード」「ボルケーノ」「セメント」などといった面白いネーミングの料理があるようです。
いずれの料理も「鶏むね肉orささみ」に野菜・キノコ類を加えるというパターンです。
どの料理でもいいのですが、私自身チャレンジしてみるかどうか、興味は確かにあるのですが、いまだ決めきれていません。
炊飯器一台に任せっきりというのは簡単そうですが、一度にすべて食べられないわけですから、残りを小分けにして冷蔵もしくは冷凍しなければならないでしょうし、後が面倒だなあ・・・という不安がどうしても残ってしまいます。
そうなんですよね。
ご飯を炊いた際もそうなんですが、残ったご飯を保存しなければならない、という点で面倒くささを感じてしまうものですから。
炊飯器も洗わなければなりませんし・・・
洗って乾かして週に何度も使うわけでしょう?
そのあたりの手間暇、もしくはそれすらも面倒に思う気持ちを払拭できなければ私にはどうも合わなそうです。
さあ一度はチャレンジしてみるかどうか・・・悩みどころではあるんですよ。
ZOOMでオンライン飲み会にはゲームが欠かせない
つい先日、わたくし再びオンライン飲み会に参加しました。
皆で同じメニューの料理を用意して、アルコールは各自好きなものを。
私にとっては2回目。
今回も面白かったのですが・・・
1.ZOOMでオンライン飲み会
今回も前回と同じメンバーでZOOMオンライン飲み会を開始。
料理は前もってしゃぶしゃぶセットを用意してくれたので、皆、同じものを前にします。
勿論、しゃぶしゃぶですから、豆腐を足したり、他におつまみを加えたり、その辺は各自、自由にやります。
アルコールもそうですね。
各自好きなものを用意して、それでは「乾杯」~~
ただ近況報告等が終わるとメンバーが同じということもあり、前回ほど会話が弾みません。
かくいう私自身も体調があまりすぐれなかったということもあったか、前回ほどはしゃいではおりませんでした。
このZOOMオンライン飲み会。。。メンバーが固定されていると、やはりマンネリに陥る可能性ってありますよね。
そのことを会の途中で薄々感じ始めていた私でした。
2.オンライン飲み会とゲーム
さて、しかし、ここでメンバーの一人がオンラインで「大富豪」やろうと言い出したのです。
「おおーっ!!」
大富豪大好きな私。
どうやってできるのか?
他のメンバーと違ってLineもやっていない私。
参加できるのでしょうか?
ちょっと半信半疑でしたが・・・
1)大富豪
全然問題ありませんでした。
まず各自スマホは持っていますね。
スマホで「ハマる! 大富豪」というアプリを探します。
私はGoogle Playでダウンロードしましたよ。
勿論、無料のアプリです。
「フレンド対戦」というのを選び、「ルームに参加する」を選択。
「友だちが決めたあいことばを入力してください」と表示されるので、皆で決めた「あいことば」を入力します。
これでOKです。
参加できます。
ZOOMで皆で会話しながら目はスマホを見ている、ということですから質疑応答も全然OKです。
「えっ何々・・あいことばは何?」「〇✖△■□◇だよ・・・」とかわいわい喋りながらゲームを進められます。
これは面白かったですね。
新鮮体験でした。
大富豪には様々なローカルルールが存在しますが、それらも取捨選択できますよ。
例えば、「8切り」「スぺ3返し」「しばり」「ジョーカーあがりなし」「2あがりなし」は選択、「10捨て」「7渡し」は選択しない、などなど・・・
自分の番になると親切に出せるカードが光って教えてくれます。
出すカードをクリックして「出す」ボタンをクリック。
制限時間も設定可能。
今回は20秒の制限時間で行いましたが、頭を悩ませているうちあっという間に時間がやってきます。
制限時間内に出せないと「パス」となってしまうんですよ。
勿論、自ら「パス」ボタンをクリックするのもあり。
あがれると他のメンバーのカードを「のぞき見」できる機能もあってこれまた面白いです。
ついいらぬ口をはさんだりしてしまいますね・・・
みなZOOMの画面は観ていなくて下を向いている(スマホを一生懸命操作している)のも、面白かったですよ。
2)7ならべ
次にプレイしたのは「7ならべ」
これも「大富豪」同様です。
出せるカードも光って教えてくれます。
ただジョーカーを出す、その方法が当初わからず、「えっえっどうやるの??」とまごまごしているうちにタイムアーップ。。。「パス」とされてしまいます。
「7並べ」では確か「パス」は4回まで、だったと思うので、「パス」は貴重。
設定した制限時間どうりに(当然ですが・・・)アプリが有無を言わせず進行してしまう点が、生身の人間同士でやるゲームとは一味違って、それはそれで面白かったですね。
ただ私は戦略性も運要素も両方ある「大富豪」が好みですけど。
そうそう「大富豪」において配られた手札を見ると「♠3,4,5,6」がそろっていたのですが、うまく「階段」そして「革命」を起こせたときは気持ちよかったですねー
3.オンライン飲み会にゲームは欠かせない
このようにオンライン飲み会というものはどうしてもマンネリになりがちなんだと思うんです。
何故でしょうね。
生身の人間同士の飲み会で「マンネリ」なんて感じたことはなかったですが。
何が違うのでしょう??
ま、いずれにしてもここに「ゲーム」を取り入れるというのはかなり有効な手だと思いました。
「大富豪」をやりたいから「オンライン飲み会」を開催する、という逆転現象も起こりそうですね。
理想の投球フォームを目指して下半身の筋トレメニューを考える
ここで投球フォームと言っているのは野球のピッチャーの投球フォームのことです。
勿論、それは他の野手のスローイングにも通じるものはあるはずです。
初めに申しておきますが、私はプロ野球のピッチャーでもどこかの学校の野球部の選手でもありません。
元なんとか・・・というのでもありません。
単に草野球を時々楽しむというどこにでもいる人間です。
それでも理想としている投球フォーム、ピッチングフォームというのはあって、そういう自分の思い描いているフォームで颯爽と投げてみたいなと日頃思っているわけです。
1.理想の投球フォーム
私が思い描く理想の投球フォームは、これはもう江川卓さんのフォームなんですよ。
それも彼の作新学院時代の投球フォーム。
初めて彼の投球フォームを観たのは彼が高校3年次の春の甲子園でした。
確か身長も1m83cmでしたから堂々たる体格ですし、当時から言われていたようにお尻がかなりでかいんですね。
ピッチャーとしては理想形の体格をしていたわけです。
大きく振りかぶってゆったりした力みのないフォームで投げられたボールは、よくホップすると言われるように実際にはボールが重力に逆らって浮き上がるわけはないものの、沈む割合が低いため打者からはまるでボールが浮き上がってくるように見えたのでしょうね。
一つには遠投のたまものらしいですよ。
そして特徴の一つにヒールアップがあげられます。
これは今の時代の投手ではほぼ見られなくなったフォームで、要は左足を上げる際に右足のかかとも浮き上がるフォームなんです。
有名なところでは村田兆治投手もヒールアップだったかと思います。
このヒールアップして投げ込むフォーム、結構、難しいんです。
そうです。
バランスをしっかり取るのがかなり難しいのですね。
大きくゆったり振りかぶって左足は高く上げ、右足かかとも浮かせる、もうこうなると足腰の強さ、体幹の強さがないと体はぶれ、安定したボールは投げられませんよね。
江川選手はコントロールも相当良かったので、こんなダイナミックなフォームでも体がぶれることはなかった、つまり足腰、体幹が相当、鍛えられていたと思われます。
私もたかが草野球ではありますが、この江川投手ばりのフォームで投げようとしていたんです。
いや難しいです。
体がぐらつきます。
一回くらいうまく投げられても連続して安定して投げ続けるのは至難の業です。
やっぱり自分には難しいよな・・・とは思っていたのですが、最近、意外にうまく投げられるなと思うことが度々あり、「あれっ自分のピッチングも進化しているぞ」と感じている次第なんです。
ふりかえってみればやはり下半身の強化が出来てきたということではないか、と思い、私が実践してきた下半身を鍛える筋トレメニューを紹介したいと思いました。
2.下半身の筋トレメニュー
1)下半身の筋肉
大腿四頭筋
大腿四頭筋は太ももの大部分を構成する大きな筋肉。
ひざ関節を曲げ伸ばししたり、股関節を屈折させたりする働きを持っています。
下腿三頭筋
下腿三頭筋、いわゆるふくらはぎ。
ヒラメ筋と腓腹筋の2種類の筋肉から出来ています。
ヒラメ筋は遅筋に分類され歩行や姿勢の維持に関与するインナーマッスル。
腓腹筋は速筋に分類され瞬発力が必要な動作に貢献している筋肉です。
私は過去に腓腹筋断裂を経験したことがあります。
準備運動もろくにせず急にダッシュした際にブチっと切れたんです。
ダッシュなどの瞬発力を要する動作に関係してますから、やはり準備運動は怠ってはいけませんね。
ハムストリングス
ハムストリングスは、太もも裏にある筋肉です。
大腿二頭筋などがあります。
この筋肉もひざ関節の曲げ伸ばしや股関節の屈折などに関わる筋肉で、ダッシュするときなどに重要になってきます。
臀部
それから臀部の筋肉。
主に、大臀筋・中臀筋・小臀筋に分けることができます。
2)下半身の筋トレメニュー
上述した下半身の筋肉を鍛える筋トレメニューですが、私が日常的に行っているものは以下のものがあります。
スクワット
これは下半身の筋トレの基本中の基本ですね。
私は毎日10回行っています。
最後の10回目に薪割りスクワットを入れてますが、回数はこれだけです。
ウォーキング
通勤のために片道20分、往復40分歩いています。
これは毎日いやおうなくやらざるを得ない筋トレということになりますね。
休日などにはもう少し距離を伸ばして歩くことも、また山道を登ったりすることもありますよ。
階段上り
アパートの階段、神社の階段、歩道橋の階段、など。
週一回程度ですが階段があればよく上り下りするようにしています。
アパートの階段でも1階から5階まで計60段ではありますが、ウオーキングしてきた最後に階段上りは結構こたえますね。
ダッシュ
頻度は平均して週1回程度でしょうか。
公園で短い距離をダッシュしたり、ウオーキング途中に坂道があったらダッシュしたり、その程度ですが効果は抜群だと思います。
バーピージャンプ
平均すると週1回程度でしょうか。
きついので結構気分次第で、というところもありますね。
筋トレの最後に10~15回程度行います。
フロッグジャンプ
バーピージャンプをしたら必ずその後に行います。
これも相当きついです。
ですから筋トレの最後の最後、まあもう勢いでやっちゃってる、という感じでしょうか。
前後に計16回程度。
これは斜めに跳ぶと効果がかなりありそうですね。
今度取り入れてみたいとは思っています。
以上が私が行っている下半身を鍛える筋トレメニューです。
すべて自重トレですね。
また回数もさほど多くはありません。
ウオーキング・スクワットは毎日やっているように、毎日継続して何らかの筋トレをする、ということを自分に課しています。
筋トレをさぼらず日常的に取り入れたい、というのが私のテーマなんですよ。
これらを毎日継続してきたわけですが、その結果、今のところの感想ですが、
まず足が速くなったと実感しています。
下半身が充実して低い姿勢で走れる、という感覚があります。
そして、野球の投球の際も下半身が安定して体がぐらつくことがなくなったなと実感しているんです。
人間の体って不思議ですよね。
日々鍛えれば必ずそれに応えてくれる、という気がします。
まだまだ足も速くなるし、野球もうまくなる、ってことなんですよ。
自重トレ 毎日やる秘訣 ながら運動
自重トレというのは自分の体重のみを負荷とし、器具等を使わない筋トレのことを指すのかなとは思います。
ただ私の場合は、要はジムに通わない、ジムにあるようなトレーニング器具は使わない、自宅でできるトレーニングのこと、という風にとらえています。
ですのでプッシュアップバーのような器具は使います、ということなんです。
私の場合は、プッシュアップバー、(傾斜した)腹筋台、ディップスマシン、腹筋ローラー、バランスボードを自宅に備え付けています。
1.器具を全く使わない自重トレ
上記の器具も使いますが、毎日それらの器具を使ってトレーニングしているわけでもないんですよ。
一つには、仕事終わって自宅に帰ってから、疲れた体で、でも自宅に置いてある器具を使って筋トレする、ということにはさほど意味はないなと思っている、ということがあります。
まず仕事で疲れた体で、そもそもやる気が出ませんよね。
気分をリフレッシュできるというメリットは筋トレにはありますが、それも程度問題ではないでしょうか。
私の場合は、仕事場に着いてから朝必ず行うトレーニング、仕事を一通り終えて仕事場を出る前に行うトレーニング、と分けています。
いずれも仕事場で行うので器具は使いません。
朝、必ず行うのは、逆立ち腕立て伏せ、スクワット、プランクの3種です。
主に体幹を鍛えるメニューばかりですね。
朝の元気なうちに最低、体幹トレだけでもやっておこうという意図がありますし、また準備運動のような感覚でしょうか。
これだけは最低限やっておけば、他の筋トレがたとえ出来なくても(さぼっても)さほど罪悪感も感じなくて済みますよ。
仕事場を出る前に行うトレーニングとしては、クランチ、首の運動、レッグレイズ、バックエクステンション、傾斜を使ったプッシュアップ、です。
調子が良ければ(興が乗れば)これにバーピージャンプ、フロッグジャンプなどを加えることもあるんです。
いずれも器具は必要としませんね。
最近ではこれに「ロシアンツイスト」というメニューも加えているんです。
2.ながら運動としての自重トレ
私の感覚では、さあ筋トレをやろうと意志を固め(?)まず第一のメニューに取り掛かるところに、壁というかプレッシャーがあるように思います。
第一のメニューを始めてしまえば、じゃあこれもあれもと続けて出来るような気がしますね。
つまり「やらない」状態から「一つやる」状態の間に大きな壁というか、溝があるわけなんですよね。
その壁をまず超えることが肝心です。
そこでよりスムースに筋トレに取り掛かるためには、筋トレに取り掛かるという感じを出来るだけなくしてみる、というのも大事ではないでしょうか。
そこで取り入れているのが「ながら運動の自重トレ」です。
これはどういうことかというと、例えば、テレビでも観ながら前述の「ロシアンツイスト」をやってみる、というようなことなんです。
ロシアンツイストのやり方ですが、
床に座る
足を持ちあげ膝を90度の角度に保つ
そのまま体を左右にひねる
左にひねる場合、右肩をグーっと左側へ寄せていくような感覚です。
そして目一杯ひねったら2~3秒停止
体を元の位置に戻す
左右合計で10回程度
呼吸は止めないようにします。
ひねった際に停止して、息をフッフッと2~3回吐き出すようにするとやりやすいかもしれません。
足を浮かせた状態でずっと同じ姿勢を保つこと自体がトレーニングになります。
またたとえ寝転んでしまったとしても、また体を起こしましょう。
そして足を浮かせてみましょう。
気にせず続けてみることが大事です。
このロシアンツイストは脇腹に結構、痛みを感じることも出来ますし、効果も大きいと思いますよ。
そしてテレビを観ながら出来ます。
また私は朝、歯磨きをする時は、テレビを観ながら、しゃがんだまま行っています。
特に膝を90度の角度に保つなんて必要もありません。
普通にしゃがんで歯を磨き続けます。
何でもないような姿勢ですが、これ結構効くんですよね。
歯磨き終わって立ち上がるのは結構、きついかもしれません。
これもちょっとしたことですが、毎朝毎朝やるわけですから、必ず足腰のトレーニングになっているはずです。
3.自重トレ 毎日やる秘訣
自重トレも毎日やろうとすると上述のように何かをしながら、テレビを観ながら、歯を磨きながら、というような「ながら運動」として取り組んでみるのもいいと思います。
ちょっとしたことを工夫してみることが毎日続けるための方法です。
いかに筋トレ「0」から「1」状態への壁を取り除くか、心理的な壁を取り除くか、なんです。
結局、筋トレ、自重トレは特別なものというわけではなく、通常の生活スタイルの中に、ルーテイーンの中に、いかに溶け込ませられるか、それを工夫してみることが、毎日続けられる秘訣なんだと思いますよ。