筋トレと食事 体に聞け
1.風邪ひきそうなら肉!
「野生に戻る」とか「野生の勘を取り戻す」とかを意識し始めたのはそんなに最近のことではないです。
結構、以前から「野生の勘」って大事だよなあ、と思い始めたんです。
例えば、危ないところには近づかない、のは当たり前ですが、その「危ないところ」を見分ける(嗅ぎ分ける)感覚を、身に着ける、鋭くする、とかです。
実は、以前から風邪をひきそうだなと思ったら(これも体の微妙なサインに気づく必要があるということですが)「危ない。よし、肉を食べるぞー」って、よく実行してました。
肉だけに限らないですが、まあ栄養を摂りましょう、ということですね。
私、胃は丈夫のようでして、風邪ひきそう、だから、食欲がない、とはならないんです。
なので風邪ひきそう、と思ったら、よししっかり食べるぞ、というパターンはよく繰り返していました。
免疫力が落ちているから風邪もひくわけで、理屈には合っているんだろうとは思います。
2.筋トレに器具を使い始める
筋トレ自体はもう学生の頃からやっていますから筋トレ歴、数十年の強者です?!
器具はほぼ使ったことがなく、腕立て、腹筋、背筋、スクワットを自重トレとしてやってきていました。
ある時、もう少し本格的に筋トレをやってみようと思い立ち、プッシュアップバー他の器具を少しずつ揃え始めたんですね。
おそらくその、もう少し本格的に筋トレを・・・と考えたころ、食事についても見直そうと考えたような気がします。
3.筋トレと食事ということならプロテイン?
筋トレと食事、ということでやることはまず「炭水化物」のカットですよね。
「炭水化物」というか「糖質」の害についてよく耳にするようになってもいた頃でしょうか。
糖質の害なんてこと、全く知らずに過ごしてきた数十年を思うと、ちょっとぞっとしましたが・・・
そこでまず「白いもの」から、ということで白米を玄米(発芽玄米)に変え、食パンは摂らない、その他のパンも出来るだけ控える、ラーメン・うどん・パスタの類もほぼ摂らない、という食生活を目指しました。
ビールも糖質制限の発泡酒に変え、美味しい日本酒も控えめにしています。
それから筋肥大するためには「タンパク質」を積極的に摂らないといけないということで、プロテインもわざわざ購入して(結構、高価なんですよね、これが)毎朝、温めた豆乳に溶かして飲む、ということも一時期、習慣にしていました。
脂質異常を指摘されたときの「玉ねぎ一個丸ごと」みたいな無理なことはしませんでしたが、かなり意識するようにはなりましたね。
勿論、年を取るごとに先のことを憂慮するようになったということもあるでしょう。
プロテインとかサプリ等は摂るのは止めてしまいましたが、以前に比較して、食生活はずいぶん改善されてきたように思います。
プロテインですが本当は筋トレの前後に飲むのが一番効果的みたいです。
私はそこまで徹底していなくて、毎朝、出かける前に豆乳に溶かして飲むという習慣にしていましたから筋肥大にはそう役に立たなかったような気がします。
そのやり方では筋肥大につながらないなら止めてしまうか、高価なものでもあるし、というのが大きな理由ですが、どうせならより積極的に食事でたんぱく質を摂るよう心がけよう、と考えたのも要因です。
その点、以前より、卵、魚、鶏肉(サラダチキン)等を積極的に摂るようになりました。
卵なんか万能フードですからね。
一時期、悪玉コレステロールの元凶のように言われてましたが、それは誤解のようです。
まあそんなこんなで結構、思い付きで始めたり、止めたりの繰り返しです。
でも無理しなかったのが良かったのでしょう。
振り返ってみると、それなりの時間をかけて少しづつ変化してきたという感じでしょうか。
4.あくまで体に聞け
食事で気をつけていることですが、それ以外には、偏った食事内容にならないこと、ということがあります。
いかに体に良さそうだからといって魚ばかり摂るとかはしません。
むしろ色々なものを摂るようにしていると言えるでしょうか。
魚介類でも焼き魚が大好物ですが、以前より海老、貝類などを摂ることは多くなりました。
大豆たんぱくの豆腐や厚揚げなども勿論、頻繁に摂り入れています。
大好きだった白米も食べますが、昼食時のコンビニ弁当だけですね。
朝夕の食事でコメ(ご飯)を摂ることはほぼなくなりました。
それでも時々、無性にカレーが食べたくなるとか、パスタを食べたくなる時というのもやはりあります。
そういう時は我慢しないで食すようにしています。
それも出来るだけ昼食時に、ですね。
一時期、うどん、パスタなどの炭水化物に偏りすぎて脂質異常を指摘されたわけですが、それ以降、ほとんど摂らなくなりましたよ。
意識して摂らないようにしていると、なぜかよくわかりませんが自然に体が欲しなくなるようです。
食事が体質を変え、またその変わってきた体質により食事がますます改善されていくという、良い循環が生まれるのかもしれませんね。
「自分の体に聞け」はつまり「野生に戻る」ということなんだと思います。