女子格闘技の世界
女子格闘技界の気になる話題です。
今、格闘技界を席巻しているのが前回も書いたシンガポールの運営団体ONE Championship。
2020年6月26日、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO兼会長が、自身のSNSで発表したのが、「7月31日(金)にタイで「無観客」の「ONE : No surrender」を開催」というニュース。
この大会に日本人選手も参加するようなんです。
その中で注目は平田樹。
彼女「人造人間18号」と呼ばれているようです。
なんで18号なのかはまだ調べていないのでわかりませんが、人造人間ということは人間離れしている、ということなんでしょうね。
彼女のバックボーンは柔道なので、MMA(総合格闘技)においてはかなりの強者なのだと思います。
7月31日の大会でスタンプ・フェアテックス(タイ)との対戦が組まれれば、これは面白い一戦になることでしょう。
スタンプは現ONEアトム級ムエタイ世界チャンピオン。
彼女の目標の一つは現ONEアトム級キックボクシング世界チャンピオンのジャネット・トッドからチャンピオンの座を奪い返すこと。
そしてもう一つの目標が現ONEアトム級世界チャンピオンのアンジェラ・リー(シンガポール)に勝つこと。
ムエタイとかキックボクシングとかの種目名がつかない、シンプルにアトム級チャンピオンと呼んでいるところから察すると、MMA(総合格闘技)がやはり格上、ということを意味しているのでしょうかね。
でも格闘技の世界でシンガポールにそんな強い選手がいるというのが新鮮です。
シンガポールと格闘技というのがあまり結び付くイメージがないんです。
スタンプは、「(リーに挑戦するには)まだ寝技の技術が足りないとわかっている」「リトゥやイツキなら対戦できる。全然問題はない」とコメントしているので、平田選手との対戦は彼女にとっては通過点に過ぎないのでしょうね。
いやいや嘗められてはいけません。
平田選手もなにやら新しい技のトレーニングを行っているらしいし、総合のルールで闘えば結構、実力伯仲なんじゃないでしょうか。
スタンプの蹴り技をかいくぐって、平田が得意の柔道の寝技に持ち込むシーンが観てみたいですね!