蝸牛の歩み

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筋トレとしての逆立ち腕立ての効果:健康的な体を作る逆立ちのコツ

1.逆立ち腕立ては筋トレ

 

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筋トレ、その中でも私が日々行っているのは自重トレ、つまり自分の体重のみを負荷とする筋トレ方法です。

 

メニューを大別すると、腕立て、腹筋、背筋、スクワットの4種類に分けられます。

 

腕立てならバーを使ってのプッシュアップや、両足を椅子やテーブルなどに乗せてやや負荷をかけて行う方法があります。

腹筋ならプランク、クランチ、レッグレイズなど。

背筋はメニューとしてはそう多くはないのですが、ノーマルな背筋、低めのテーブルにつかまって両足を振り上げるバックエクステンション、それから懸垂でしょうか。

スクワットはノーマルなものから薪割りスクワット、ブルガリアンスクワットなど。

 

以上は私が日頃やっているメニューなんです。

 

これに加え、この数か月、逆立ち腕立ても行うようになりました。

 

その理由としては、前腕、上腕、肩の筋肉を鍛えるということもありますし、逆立ちして体をまっすぐ維持することで体幹を鍛える、そしてバランス力をつける、ということがあります。

 

時間もかからない上、逆立ち腕立てというのは、とても効果的な筋トレなんです。

 

 

 

2.逆立ち腕立てのコツ

 

なんといっても恐怖心を克服することでしょう。

 

通常やることのない姿勢、つまりさかさまになるというのはそれ自体、怖いです。

 

そのまま頭、顔面から床に落ちるのじゃないか、ばったりひっくり返るのじゃないか等々、どうしても想像してしまうからでしょうね。

 

それと運動不足で筋力が落ちていると、腕の力だけで自分の全体重を支えられるのか、という不安は大きいと思います。

 

私も始めた当初はそうでした。

 

やはり怖かったんですよ。

 

でもここは思い切ってやるしかありません。

 

まずは壁に向かって逆立ちをしましょう。

 

脚は壁につけたままです。

 

これで最初は8秒~10秒耐えてみます。

 

腕の筋力がないことを本当に実感させられますよ。

 

壁を使うとバターーンと倒れるということはありえません。

 

勇気を振り絞って足を思い切って振り上げるしかありません。

 

この最初の一回を乗り切れば、どんどん慣れていきます。

 

慣れてきたら、腕を少しづつ曲げてみます。

 

顔を床近くまでおろす必要もありません。

 

ちょっと腕を曲げるくらいでいいのです。

 

これを8回ほど繰り返します。

 

これも慣れてきたら、最後の8回目だけより深く曲げてみます。

 

8回目だから全力で体を引き上げられるはずです。

 

このようにして恐怖心を克服しながら徐々に徐々に鳴らしていきます。

 

 

3.逆立ちで健康的な体を作る

 

逆立ちをする効果としてよく言われるのが、下に下がってしまった内臓を元に戻す、というのがあります。

 

普段、重力に逆らった姿勢でいるわけですから、日々、内臓は下に下がっているはずです。

下垂というやつですね。

 

内臓が下垂すると下腹ぽっこりの原因になりますからね。

 

逆立ちで内臓を本来の位置に戻すことで、例えば、お腹周りがすっきりする、腸が刺激されて便通の改善になる、下半身の血の巡りが促されて足のむくみもとれる、脳にしっかり血液が行きわたることで脳の働きも良くなる、というようなことが言われていますよ。

 

 

 

4.逆立ちでダイエットできるか

 

逆立ちまた逆立ち腕立てを行うことで、腕、肩の筋力がつく、さかさまの姿勢を維持することで体幹が鍛えられる、内臓の下垂が改善される、ということからダイエット効果はあると思います。

 

逆立ちすると自分の体の重さをもろに思い知らされます。

 

同時に自分の身体さえろくに支えられない筋力の無さも実感します。

 

そのことによる体重を減らさなければ、という意識の改善効果は大きいのではないでしょうか。

 

逆立ちしなければわかりえない、通常の生活だけでは知りえないことを身をもって知ることができる、というのが逆立ちの最大のメリットかもしれません。

 

 

そして逆立ち腕立ては慣れるに従って「気分がいい!」という効果が大きいんですよ。

 

数か月継続してきて、最近、私は逆立ちがスッとスムースに出来た時に、「気持ちいいなあ!」って実感してます。

 

なんというか無重力状態で浮遊しているような感覚とでも言いましょうか。

 

勿論、無重力状態など経験したことはありませんが、でも何とも言いようのない、フワッと自分が浮いたような感覚があるんです。

 

この気持ちいい感覚を味わいたくて、毎日、継続できているということも言えるかもしれませんね。