スクワットは少ない回数でも正しいやり方・フォームで毎日やる方が効果的
筋トレは、壊れた筋肉が回復するために36~48時間要するということで、週に2~3回で十分ということが言われています。
私は、でも毎日やってるんです。
毎日、最低やっているのは、「逆立ち腕立て伏せ」「プランク」そして「スクワット」の3つだけ。
あとはその時々の状況、体調、やる気? などによって左右されてしまいますね。
筋トレ各種、短距離ダッシュまでこなし汗びっしょりになる日もあれば、上記の3種だけやって、それ以上はやる気の出ない日だってあります。
スクワットについて言えば、もう高校生くらいから結構やっていましたね。
でも当時、そしてつい最近まで、間違ったフォームでひたすら回数だけ目指していました。
やはり筋トレは、正しいフォームで、正しい呼吸で、正しいスピードで、そして意識してやれば回数は少なくても十分なんです。
1.スクワットの正しいやり方とフォーム
私が以前やっていたフォームは、今考えれば間違っていました。
気をつけの姿勢から足先は60度~90度くらい、逆ハの字に開き、かかとをずっと上げたまま、リズムよく「1,2,3,4、・・・」と膝の曲げ伸ばしを繰り返すもの。
腕は背中側で組んでいました。
もしくは、腕を体の上下運動にあわせて、振り上げ降り下げるようなフォームもやってみていました。
このやり方は、プロレスラーがトレーニングする風景を見て真似したものですね。
このやり方とフォームだと回数はこなせますが、効果という点でははなはだ疑問です。
相当の回数をこなさないと効果も出てこないでしょうから、時間もかかるし、膝を痛めかねません。
それにつらい・・・です。
回数だけを追うのは。
でも他に情報などもありませんから、このやり方・フォームでひたすらスクワットをやっていましたね。
最近になってですよね。
筋トレの正しいやり方・フォーム、それによる効果、質の改善などを意識するようになりました。
正しいやり方・フォームの基本
まず肩幅かそれより少しだけ広く足を開きます。
この時、両足は平行に、足先はまっすぐ前方に向けます。
そして息を吸いながらゆっくり膝を曲げていきます。
この時、両腕はまっすぐ前方へ伸ばします。
目は前方を見ています。
太ももが床と並行(膝の角度は90度)になるまで、もしくはそれより深く膝を曲げます。
この時、膝が足のつま先より前に出ないよう注意します。
実はこれが最も大事な点なんです。
膝が爪先よりも前に出てしまいがちですが、それだと効果があがりません。
横から見ると、お尻を後ろへ突き出すようなフォームになりますね。
そして息を吐きながら、またゆっくりと体を持ち上げます。
このとき、膝は伸ばし切らないくらいで止めるといいでしょう。
太ももの筋肉に特に効いているのがわかると思いますが、常に鍛えている部位を意識することが重要です。
これが基本のやり方・フォームです。
2.スクワットの正しい回数とは?
上記のやり方でスクワットを行うと、回数としては10回で十分です。
一日10回で効果は出ますよ。
私はこの正しいやり方を知る前は(ついこの前までです)スクワットは100回が当たり前、100,200と出来るようになっていき、ついには連続1000回できるようにと、そんなことを目指していました。
プロレスラーが一日何千回ものスクワットをやるというのに影響されてもいたのでしょうね。
それにスクワット50~100回程度やるというのは、当時はもう常識だったと思います。
今考えると、当時ひたすら回数だけ追って、がしかし、そこまでの効果はなかったのかもしれないと思うと残念ですね。
3.スクワットは毎日やろう
この正しいやり方・フォームで一日10回程度であれば、時間は勿論、かかりませんし、膝への負担もさほどないかと思います。
私はこれまで膝を痛めたりしたことも全くありません。
太ももの筋肉は人間の体の中で最も大きな筋肉ですから、筋力が増えると基礎代謝も上がり、食べても太りにくくなる、日常の消費カロリーが増えるなど、の効果がありますよ。
ですのでダイエットにも効果は期待できます。
4.あとがき
私は毎日この基本のスクワットを10回やるだけです。
勿論、そのうえで、ブルガリアンスクワットをやってみたりなど他のメニューを試すこともあります。
そして毎日よく歩くようにしています。
最近、気が付いたのですが、意外な効果もありました。
なんと、これだけで足が速くなります!?
別に走る練習も必要ありません。
長距離ではなく短距離ダッシュ、それも50mていどのダッシュなら、確実に足が速くなります。
ランニング練習するでもなく、筋トレで足が速くなる効果が出るとは想像もしていませんでした。
面白いものですね。。。。