糖質オフのビールが体に良くないかもって本当ですか?
最近、気になっていることがあるんです。
それは発泡酒は体に悪いのか?
「糖質オフ」や「プリン体ゼロ」は体に悪いの?
という疑いが生じてきたからなんです。
きっかけは先日購読した「食事法の最適解」(国府田淳、講談社+α新書)
1.原材料名をチェックしてみる
「食事法の最適解」で著者が言われているのは、
ビールは原材料が決められているが、発泡酒は決まっていないため添加物がたくさん使用されている。
「糖質ゼロ」や「プリン体ゼロ」などのお酒には、アセスルファムKや乳化剤などの添加物が含まれている。
気になってネットの記事なんかも調べてみましたが、同様の趣旨の記事も多く見られました。
やはり、ビールには原材料の使用基準が厳密に定められているが、発泡酒などにはその規制がなく、あらゆる食品添加物が使用できるということなんですね。
で、香料、酸味料、苦味料、カラメル色素、甘味料が使われている、そうなんです。
カラメル色素は、発がん性物質が含まれているといわれ、問題になっている食品添加物なんだそうです。
知りませんでした。
他のドリンクなどにも入っていますよね。
で、甘味料ですが、気になっていちいち原材料名をチェックすると、アセスルファムKという名はよく出てきますね。
このアセスルファムKは、完全な化学合成物質で、体内で分解もされず代謝もされず、体中をぐるぐる廻り、最後は肝臓や腎臓に蓄積されて免疫力の低下をもたらすものらしいです。
そんなことはこれまで考えたこともありませんでした。
2.私の好きなアレは大丈夫なのか?
私が日頃、愛飲しているのはキリンの淡麗グリーンラベル糖質70%オフなんですが、原材料名を調べてみました。
麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類(国内製造)となっています。
他のものは含まれていないようですね。
良かったです、ちょっと安心しました。
他の発泡酒を見てみると、香料、酸味料、カラメル色素、乳化剤、甘味料(アセスルファムK)と表示されている銘柄もありますね。
これまでは糖質オフ=カロリーが高くない、すなはち健康に良い、という一点しか頭にありませんでしたが、それでは不十分だったわけですね。
3.結局のところどうすればいいのか?
結局のところ、人工的に作られたものがなるべく入っていないものを選ぶ方が安心できそうです。
ということは、糖質・プリン体が含まれていても、ビールの方が安心できるということになるでしょうか。
厳格な基準の元、製造されていますからね。
そして、そもそも旨味が全然、違いますよ。
もしくは糖質オフビールも厳選する、ということでしょうかね。
ところで今日食べた弁当も成分表を見るとカラメル色素は使われていました。
ヘルシーなお弁当なんですけどね。
しかし、これだけ身の回りに溢れていたら何を食べていいのか?という気分にもなってしまいそうです。
例えば、すべてオーガニックな食材を揃えて、自炊して、なんてことは私には無理です。
でも健康で長生きしたいですしね。
となると、手間暇もあるし、費用面のこともあるし、100%体に悪い可能性のあるものを排除することは不可能としても、日頃から意識して少しでも気を付ける、ということしか道はなさそうです。